第4回『吉方位旅行』新潟県新発田市 2021年4/9

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第4回『吉方位旅行』後編表紙
行生

行生

ブロガー 

 東京オリンピックが行われた昭和39年11月生まれのアラ還、九星気学上は九紫火星人。
都内男子校を卒後、慶大文学部入学。同大学を卒業後不動産事務、地方公務員と職を変え退職後フリーターとして職を転々としながらも「TOEIC」に挑戦。人生初の結果は400点ほど。以来4年ほど勉強。600点台で頭打ちとなるも、2020年末気分転換で行った吉方位旅行後すぐの受験で700点突破。その後も開運旅行を続けその素晴らしさ楽しさに目覚めインフルエンサー目指し本ブログを立ち上げ今に至る。

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早朝の升潟
早朝の「升潟」

 5:10ごろ起床。6:30頃から雨がポツポツしだしたと思ったら晴れたり、曇ったりで安定しません。今日の天気はいったいどうなるんだと思いつつ、服を着てパソコンを起動させ今日の予定や現地情報の確認等をしつつテレビを観てると、「進撃の巨人」の原作最終巻が発売されたとのニュースをやってました。自分も一ファンとして寂しい限りですが、どんな大作も終わりはあるわけで、そういう意味では「ワンピース」や「オーバーロード」の最終回はどうなるのかと思いますね。

 7:49ごろ朝食の準備が出来たとのこと。8時丁度にマスクをして消毒スプレーを持ってすぐ隣の広間へ移動。食卓が一つ中央にポツンとありその上にお膳で朝食が用意されてました。

広間の中
貸し切り状態きれいな景色を愛でながらゆったり食事

 内容は煮魚、納豆、味海苔、温泉たまご、ハムと野菜のドレッシング掛け、きんぴらごぼう、たくあんと梅干、お味噌汁と御ひつから自分でよそる形式のご飯でお代わり自由です。朝から血圧が上がらないようご飯は一杯にとどめてと思いましたが、一杯目を煮魚で二杯目は納豆と海苔で頂きまして、ハム以外ほぼ完食しました。

朝食
breakfast
量も丁度良く、美味しかったです

 自分の部屋に戻ったあと、少しづつ出発準備。出発直前の9:30ごろ漸く、陽の光が安定してさし始め一安心。10分後、大旦那さんのお見送りを受けながらチェックアウトしました。

 大旦那さんの話によると、升潟のあやめ園の見ごろ6月下旬ごろから7月上旬と言ってましたので、まだ2か月半も先でした( ..)φ。皆さんは行くとしたらそのころ行くと良いかもしれませんね。

 まだ地元の神様への挨拶がまだでしたので、宿から近い「神明社」にお参りしました。そのあと突然吹く突風に悩まされつつ、升潟の方へ戻り散策します。

神明社
神明社」鳥居前

 10時ころ湖畔に着くと早速「鴨たちのお出迎え」があり、その可愛さに癒されます。ますがた荘は別名「白鳥の宿」ですので白鳥も見たかったのですが、あいにくその日は鴨しかいませんでした。自分が寝泊まりした部屋に感謝しつつ、池沿いに上がっていきます。

 人が近づくと、彼らは音に大変敏感な様で、岸で寛いでた鴨たちが一斉に泳いでいきます。その様がアヒルのおもちゃのようで微笑ましかったです(^・^)。

升潟の鴨たち
人の足音でパッと散ります

 升潟の東側に「あやめ園」がありますが、品種名の張り紙があるだけで咲いてるのは一本もありませんでした。しかしながら帰りの小川沿いに桜の花や「水芭蕉の群生地帯」があったのであやめが無くとも楽しめました。またあやめ園の先にもまだ道があり、標高80mの五十公野山山頂や神明神社などがありますので、また機会があれば行ってみたいです。

あやめ園
the-sign-of-Ayameen-garden
シーズン前で残念!

 10:22、五十公野公園を離れ新発田市中心街へ向かいます。

 途中交通整理されてないT字路交差点を右折しなければならず、分かりずらかったですが、1時間近く歩いて11:20に目的地のとんかつ屋さんにたどり着きました。お店の玄関には看板などが出ておらず、危うく通り過ぎてしまうところでしたが、反対側の写真看板に気づいて引き返し、事なきを得ました。

 お店に入ると、すでに3人ほど先客がいらっしゃいました。かすかにジャズが流れる落ち着いた雰囲気。行生は「ヒレカツランチ」を注文し、お茶をすすりながら来るのを待ちます。

ヒレカツランチ
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ヒレカツランチ

 ちょっと待ちましたが、見た目からまず美味しそうです。感想はころもサクサク、中の肉は柔らかく美味しかったです。量もパーフェクト。五穀米のご飯とお味噌汁はお代わり自由ですので1280円は妥当なお値段かなと思います。大満足でお店を出ました。

 来た道を少し戻って、城北町交差点で右折新発田城を目指します。しかしながら、お城跡までの道案内などは無く、せっかくの近道も通り越す始末。何と「蕗谷虹児(ふきやこうじ)記念館」のところまで来てしまいました。この時なんとなく通り過ぎてきたことを直感で感じ、記念館の敷地内を通って、元来た道へ。すると新発田城へは真っすぐの矢印が。しかし自分の感は右折と言ってます。おかしいなと思いながら右手方面を見やると「」(やぐら)がありました。「やっぱりこっちだ!

城跡付近の交差点
再びここへ矢印通りに行ってたらまた迷ってました(^-^;

  櫓のある方に進むと、左手に大駐車場とおトイレがありました。

新発田城見学用駐車場ほか
右手と左奥に芝生があり、気持ちいい

 ようやく新発田城跡に到着。まずはお濠の水位の高さにびっくり。もうちょっとで溢れそう。また忠臣蔵で有名な「堀部安兵衛」もここが生誕地で、その名のついたお茶屋さんもあります。敷地内も散歩したかったですが、有料で時間も無かったので次回のお楽しみに取っておきました。

 新発田駅への道は一本道では無いので、少し迷いましたが何とか13時前に到着。途中の「駅前アーケード街」は立派でしたが、シャッターが下りてるお店が多く閑散としていました。宿から12キロほど歩いたので、足の疲労がかなり溜まってましたがトラブルなく良かったです。昨日の分も合わせますと駅を中心にぐるっと一回りした感じです。

新発田駅改札
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新発田駅改札

 3番線ホーム上の自販機でペットボトル水を買って列車を待ちます。13:15ごろ新津行き普通列車が早くも入線。始発なので最初から座っていくことが出来ました。行きと違って帰りは疲労も多少はあるので無理せず、なるべく座っていこうと思いました。

新津行き普通列車
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新津行き普通列車

 13:22定刻通り発車。昨日、寒い中歩いた鉄橋やピースマークのガスタンクが見えます。いよいよ離れると思うとお名残り惜しいですね。

新津行きの車窓
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車窓;磐梯朝日国立公園方面を望む、この山の向こう側は福島方面

 13:55ごろ新津駅着。ここはちょっとしたターミナルで、会津、郡山方面へも行ける便利な駅です。しかしここで30分ほどの電車待ちをしなければならず。時間つぶしに一旦駅から出て、気になった「雪だるま弁当」を見に行こうとしましたが止めて、駅の構内をブラブラ。まだまだ寒いのでホッカイロを出して温まりながら待ちました。

長岡行き電車
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長岡行き電車

 14:25ごろ長岡行き電車入線。ボックス席は埋まってしまってるので、先頭車両で立っていくことに。本日二本目。しかしながら、運よく矢代田駅でボックス席が空いたので座っていきます。

 15:22おかげで楽に長岡駅に着きました。ただしここから少々きつかったです。時刻表を見たら、越後中里行きが15:30の発車を待ってました。みなかみ行きは1時間後で迷いましたが、駅なかで良いお店があるだろうと思って途中下車。これが運命を分けました。

 駅ビル内を歩いて美味しいお店があったら立ち寄ろうという作戦でしたが、混んでいたりテイクアウトの店が多く適当なお店が見当たらないので、結局ベンチで持参のおにぎりを一個ほおばりました。40分ほど時間をつぶして駅に再入場しますが、辺りは急に帰宅の高校生や中学生でごった返してきだして水上行きは混みこみになると直感、越後中里行きをパスしたことを後悔します(ーー;)。

 早めにホームに降りたのですが、案の定すでに満員状態の水上行きが入線していました。やはりこの時期「はやり病」の事もありますので心配になります。しぶしぶ乗車して定刻16:34に発車。人のどうでもいい話を聞かされるのも苦痛ですよね。更に30分後小千谷駅から大量の学生たちが乗ってきました(@_@;)。ここら辺が最もきつかったですね。

北堀之内駅にて
the-scenery-at-the-North-Horinouchi-Station
再び「雪国」へ

 この後、四つ目の小出駅でまたかなり乗ってきましたが、降車の客もかなり居ましたので開いた席めがけて突進。何とか席を確保しましたが、周りは学生だらけなのは変わらなかったので、後は目を閉じて立ち疲れを癒します。

混雑する車内
the-car-packed-with-passengers
分かりにくいですが、この混雑ぶり

 約40分後に越後湯沢に着きますと、学生たちはほとんど降りていなくなりました。次は越後中里とのアナウンス。時刻は18時頃になっており、外を見ると一面の銀世界で雪もチラチラ降っていて最高!(^o^)。

越後中里駅付近(きのうの風景とは全く違いました)

 土樽付近で車掌さんの検札があり、18:20ごろ土合駅到着。下り線の同駅とは違って、こちらは地上にホームがあります。ここはもう群馬県です。次の湯檜曾駅でも雪が降っており辺りはすっかり暗くなってましたが、群馬側でも降ってることが確認出来ました。

上り線側の土合駅ホーム。前に見える扉は下り線ホームへの階段入り口でしょうか

 18時30分水上駅到着。車外に出ると一気に体が冷えました。ブルっ(>_<)。ここで14分ほど待って次の高崎行きに乗り換えます。

水上駅到着
arriving-at-Minakami-Station
水上駅着;かなり冷え込んでました
高崎駅行き電車
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高崎行き電車入線;ヘッドライトに降る雪が反射

 18:44発車。この電車は混雑も無く、ゆったり座っていけました。ただし高崎での乗り継ぎの時間が少ししかないので心配。約1時間後の19:48高崎駅着。次の八高線高麗川行き3分後の発車なのでダッシュしていきましたが、早歩きでも大丈夫だったようです。因みに、ここからは行きとは違うルートを使います。首都圏にありながらローカルな八高線に久々に乗ってみたかったのもあります。

八高線高麗川行き
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八高線高麗川行きに駆け込む

 19:51高崎駅発車。車内は学生や通勤客などで混んでましたが、それほどのものではありませんでした。三つ目の「群馬藤岡駅」から席が空いて来ましたので、自分も座ります。この列車は今日、新発田から新津まで乗ったものと同じ形式のものです。昔は八高線を蒸気機関車が走ってましたので、「ローカル感」はその名残でしょうか。

 20:30ごろ寄居駅着。秩父鉄道の列車と合流、並走。20:48ごろ小川町駅着。こちらは東武東上線が合流しておりかなり大きな駅になってます。高崎から1時間ほど経過しましたが緯度的にはまだ長野の諏訪湖辺りと同じくらいです。

八高線高麗川行き車内
inside-the-train-car
寄居駅付近で秩父鉄道と並走

 21:17高麗川駅着。ここで一旦降りて拝島行き電車に乗り換えます。出発まで10分ほどあるのでトイレへ行ってから乗り込みました。ここまで来ると寒くないかと思いきやしっかり寒かったので早々に車内へ。始発なので混んでなくて良かったです。

高麗川駅
at-the-Komagawa-Station
高麗川駅で一旦下車

 21:52拝島駅着。この時間でもかなり利用客がいます。さすが首都圏の駅ですね。しかしまだまだ寒いです。緯度的には拝島は山梨の甲府あたりですかね。

 21:58中央線直通東京行きが来ましたので乗車。次は立川で降ります。この電車は混んでませんでしたが、立って行きました。

 22:13立川駅着。ここまで来るとあと少しという安堵感が出ます。しかし22時を超えてしまいました。最後の南武線川崎行きに乗り込みます。

立川駅で南武線へ

 22:45定刻どうり登戸駅着ドラえもんのメロディーに迎えられ、それが「お帰りなさい」の音に聞こえました。改札の駅員さんに青春18きっぷを見せて電車の旅は無事終了。初めての18きっぷの旅にしては上々だったのではないかなと思います。

登戸駅改札
the-ticket-gate-of-Noborito-Station
登戸駅改札

 次いで自転車をピックアップして23:20ごろ家に帰宅しましたが、乗車中に両目のコンディションが悪くなり目が開けずらくなるなどしました。無論、熱いシャワーを浴びて体調を回復させ、すぐに就寝。翌日、硬かった残りのピザを温めて食べたところ美味しかったです。

今回まとめ

 自転車旅行では感じなかったことですが、初めての電車のみでの旅行なので荷物を軽くした方が良いかなと思いました。リュックそのものの重量や、パソコンの重さが大部分だと思いますのでその辺の軽量化が必要ですね。あとは事前のお店等のリサーチも入念にした方が良いと思いました。例えば初日に行った「あしま園」さんは超大盛が標準なのでタッパ持参が望ましいとかです。またせっかくの観光スポットも通り過ぎては勿体ないですから、地図などをプリントアウトして記入して持参するのも良いのではと思います。

 それでは今回かかった費用をまとめておきます。

4/8 駐輪場代(1日)     50円        4/9 昼食代      1298円                             交通費(青春18きっぷ)  3140円      交通費      3140円                        昼食代         800円        駐輪場代(1日)      50円   お持ち帰りピザ代    1166円                           宿泊費(翌朝の朝食込み) 7150円        以上総合計額    16794円                                                       

 皆さん、今回もご覧いただき誠にありがとうございました。今回も皆さんの旅行の参考に少しでもなれれば幸いです。次回は「北海道小樽市」へ。26年ぶりでの飛行機旅となります。お楽しみに!

行生

行生

ブロガー 

 東京オリンピックが行われた昭和39年11月生まれのアラ還、九星気学上は九紫火星人。
都内男子校を卒後、慶大文学部入学。同大学を卒業後不動産事務、地方公務員と職を変え退職後フリーターとして職を転々としながらも「TOEIC」に挑戦。人生初の結果は400点ほど。以来4年ほど勉強。600点台で頭打ちとなるも、2020年末気分転換で行った吉方位旅行後すぐの受験で700点突破。その後も開運旅行を続けその素晴らしさ楽しさに目覚めインフルエンサー目指し本ブログを立ち上げ今に至る。

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