10/28の朝になりました。昨晩はあまりよく眠れず、若干ボーっとしたまま早めに目が覚めました。朝風呂は入らない主義の行生ですが「露天風呂」へ。また「貸しきり状態」でのんびり浸かれました。ある程度シャキッとしましたが、まだ若干眠気が残っていました。部屋に戻っても何もすることがありません(今なら朝散歩しますね(^_^)/)。スマホは使えませんし、パソコンもない、テレビも有料で見る気しないのであとはひたすら朝食時間になるのを待ちます。時間になり1階の食堂へ。和食を頼んだので、「焼き魚定食」を食べました。ゆっくり堪能できるかと思いきや、だんだん宿泊客が集まりだし(こんなにいたのか)、出張風サラリーマンなどのおしゃべりが気になってきたので、早めに済ませ退散。そのとき食堂の出入り口横に「観光パンフ」があったので見ていると河口湖周辺のガイド地図もあったので、数枚もらってお部屋へ。
部屋に戻って先ほどのゲットした地図を眺めながら今日の計画を練ります。それと今日10時半のチェックアウト時間にきのうの事故相手方とホテルの駐車場で待ち合わせしていて自転車を受け取る約束になってました。その前に自転車修理の報告を電話で受けることになっていたのでそれも待ってました。9時に電話があり「自転車はすっかり直っており、予定通りこちらに向かう」とのこと。こちらもチェックアウトの準備を少しづつ始め10時前くらいに準備が整う。あとは駐車場の方をみていて相手のトラックが来るのを部屋で待ちます。思ったより早く、10時10分くらいに相手方が到着しましたので行生も部屋カギを持ってフロントへ。ホテルの方へ「お世話になりました。ありがとうございました」とお礼をいいながらカギを返却しチェックアウト後、駐車場へ。行ってみると、自転車を荷台から降ろしてる最中で、向こうさんは3人来てくれました。そのなかの上役の方から「きのうは済みませんでした。お怪我はいかがですか」と尋ねられ、「温泉にも入り、すっかり元気になりました」と答えると1枚の封筒を渡されまして、その中に「福澤先生が3枚」入ってました。「示談金」ということみたいです。あと「後日、示談書の書類を送るので、タクシー代清算はその時同時に処理します」とのことでした。
「お気をつけて」と声を掛けられ、直った自転車を受け取り荷物も前かごに入れて、いざホテルを出発。きのう夜歩いた「県道717号線」を逆に進みます。乗り心地が硬いので、タイヤの空気を少し抜いて再出発。「ケーヨーデイツー」に寄りマスクを購入、その隣の「ヤマダ電機」でタイプCケーブルを購入してから観光へ。「県道717号線」を再び走って「ホテルふじ竜ヶ丘」まで戻り、「別れ」を惜しみつつ「河口湖」方向へ。「おひめ坂通り」を通って「国道137号線」へ出ると右折して北上。順調に来てるようでやはりスマホのナビがないと迷いますね。このあと何とか「河口湖」到着。その後「河口湖大橋」の端を通り過ぎ、ときどき湖を眺めながら南岸沿いの道を行く。「この先には「富士御室浅間神社」があるはずだ。」結構進んだのに着かないので、郵便配達の方に道を尋ねようと声をかけるも振り向いてもらえず(-_-;)。仕方なくまっすぐ進むとやっと左手に同神社の鳥居が。ただその鳥居付近に駐輪場が無いので正面の大鳥居から入ろうとまわりこみます。下の写真の専用駐車場に自転車を置いてお参りへ。
境内には、ちらほら人が居ました。参拝後、こちらの神社の「金運お守り」が欲しかったのですが、予約の用紙を書いて後で振り込み後に郵送されてくるシステムらしいのでゲットは断念しました。
12時半ころ同神社を後にすると、雄大な富士を眺めつつ「国道139号」へ。出る途中までは複雑な道でしたが、不思議と「富士山が導いてくれる」ような感覚がしてました。やっと「139号線」に出て左折、あとは「新屋山神社」まで真っすぐですがお昼なので途中で腹ごしらえしようと「沼津魚がし鮨 富士吉田店」に寄ります。13時ころ着いて「平日でお昼を外したので多少は空いてるだろう」と思ったら店内は混雑してまして、30分ほど待ってやっと席に案内されました。カウンターではなくテーブル席だったのですが、たまたま席が良かったのか周りからの圧迫感が無い席に通されてラッキーでした。
色々頼みましたが、あら汁が「はらわたに染み込む」ようで一番おいしかったですね。上記のネタを堪能後、14時10分ころ「新屋山」に向かいます。ここも有名なので混んでましたが、ご神域に入ると荘厳な感じを受けました。お末社も沢山あり一つ一つお参りしたかったのですが、狭い境内でかなり密な状態になってましたので、お守りを2つゲットしてすぐ出てきてしまいました。今は行生、山梨県内に住んでおりますので「東南方向が吉方位の時はじっくりお礼参りしたいな」と思っています。
「新屋交差点」から「富士山駅」方面へお土産を買って行こうかなと思いましたが、遠くまで割と急に見える坂が続いており、戻るとき登りがきついと思ったのでやめてそのまま「国道138号線」を「山中湖」方面へ
走行中は木陰で涼しい風も吹いており、気持ちよかったですが、この後面倒なことに。「山中湖西交差点」の手前で「山中湖 花の都公園」左折と表示が出ており、これを左折すれば「山中湖」だなと思い交差点を左に。走りやすい道でどんどん奥へ、途中で左右二股に分かれてますのでここで迷ったことに気づきました。右に行くと「二十曲峠」、左は「忍野村、富士吉田」です。旅行後気づいたのですがこの道は「県道717号線」で、昨日夜と今朝さんざん通ってきた「ケーヨーデイツー」前の道なのでした。ですのでこの道をたどっていくと「富士吉田市」にもどってしまいます。
付近のコンビニにある地図で確認しようと「デイリーヤマザキ 忍野忍草店」に入ります。小腹が空いたので「草大福」2個購入後、地図を見せてもらうがよくわからず、店員さんに聞くと「山中湖西交差点」まで戻るしかないと言われました。あの時の店員さん、ありがとうございました。
けっきょく助言どおりに戻って左折。ようやく「山中湖」へ。やはり「山中湖」大きいですね。「富士山」もすそ野までばっちり見えます。
ここで短そうなので「北の周回ルート(マリモ通り)」を選択しますが、意外に途中アップダウンが激しく押し歩きしながらルート選択の失敗をちょっと後悔。やっと「国道413号線」の「平野交差点」に到着、ここから長い長い「道志みち」(40キロほど)の始まりです。「富士山、山中湖」に後ろ髪をひかれつつ、緩い坂を上っていきます。
最初は緩い坂で、左右にテニスコートや宿泊施設など見えのどかな印象ですが、恐れていた日没が徐々に近づいてきます。「山伏峠」に近づくにつれて、坂もきつくなってゆきます。「道志みち」に入って初めて押し歩きしている最中に「何か獣の足音」がしました。それも1匹や2匹ではありません。辺りも暗くなってきており静寂に包まれていたので尚更怖かったのを憶えています。「もし熊だったら」と急に不安になり一目散で峠を上がり切りました。
すっかり陽は落ちてしまいましたのでライトオン。峠頂上の「山伏トンネル」を抜けると、今度はかなりの距離下り基調になってました。とはいえカーブが多いのでスピードコントロールには神経を使いました。でもこれで「道志みち」の約3分の1くらいは走れたと思います。「道志村役場」の辺りは比較的徐々に平坦になっていき、後半は登り基調になってかなりのアップダウンがありました。そのなかで行生のスタミナも確実になくなっていきます。途中、女性のハイカーが歩いてるのを見かけ、「こんな暗い山の中を怖くないのかな」と思いつつ通り過ぎます。
気温の表示があり9℃でした。まだ秋ですが、山中は冷えます。途中、自販機でペットボトル水を買って飲み、またお腹が空いたのでもう一つあった「草大福」を食べて再出発です。
「青野原」地区まで来ると民家やコンビニなどがあり、更に人を乗せた路線バスと並走して「いよいよ道志みちも終わるな」と感じます。ホッとすると同時に「脚がなくなって」ました。最後の「青山交差点」への坂や「城山ダム」からの上り坂はきつかったです(無論、押し歩き)。あとは気力で「橋本」、「町田街道」、「芝溝街道」、「鶴川街道」と走り抜けました。そして21時(夜9時)ころ小田急線「柿生駅」近くの「片平2丁目交差点」に到着。ここからまた自宅までずっと登りなので自転車に乗る気力もなく押し歩き、40分ほどかけて途中何度か休みながら、ついに自宅(高台、標高100mくらいある)に到着。荷物を持って上がる気力もなく、大事な財布、カギなどだけ持って3階の自室に直行、すぐシャワーを浴びて寝ました。
疲れもあってぐっすり眠れましたが、翌朝起床と同時に腹痛と下痢の症状も出ます(お食事中の方、すみません<(_ _)>)。昨日食べたものにあたったなら直ぐに症状が出たはずです。ネットで調べますと方位とり後に起こる「好転反応(毒だし)」というものがあって、始めて間もない頃はよくあることらしいです。その症状の中に下痢もありましたので間違いないと思いました。ちなみにその日1日寝込みましたが、翌日にはケロッと治ってました。
総括しますと、今回は最初の方位とりなので沢山の選択ミスなどありました。また今ならもう少し土用を避けるとか、宿泊地をもう少し方位の真ん中にするですとかなど反省点は多いとは思いますが、当時の自分としては満足いくものでした。この後2か月後に結果(TOEIC)も出て旅は成功だったと思います。最後に参考までに今回の収支を載せておきます。
- 宿泊費(一泊分) 6500円(GoTo割引後)
- 水(ペットボトル4本) 440円
- リアルゴールド(清涼飲料)一本 150円
- タクシー代 10000円(後で清算され帰ってきます)
- 初日食事代 3432円
- マスク代+充電コード 1500円
- 2日目食事代 2288円
- お守り購入(2個分) 1000円
- 大福(2個) 500円
- 合計 25810円
タクシー代は後で戻ってきたので0円とすると、15810円で今回の旅にかかったことになります。しかし事故時の示談金を更に頂いていましたので、今回の旅は実質「タダ」ということになりました!(^^)!。行生は「自転車乗り」ですのでこれくらいはさほどではありませんが、皆さんは無理のない範囲で公共交通機関などを使用していってくださいね。次回「第2回 吉方位旅行」の模様もお楽しみに。最後までお読みいただきありがとうございました。