【保存版】開運旅行(方位とり)のやり方要点5つ

  1. 自分の九星気学上の本命星と月命星を確認する
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  2. 上記で調べた星の年盤の吉方位と行きたい月の吉方位を調べる
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  3. 2で調べた吉方位を方位盤に当てはめ吉方位の真ん中あたりの候補地を確認。
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  4. 七つの留意事項などを踏まえて最終的に行き先(滞在地)を決定。
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  5. 宿泊先、交通手段、天気予報などを調べ予約等する。
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 まずは上記の5つのステップで進めて行きます。慣れないうちは一つ一つ面倒ですが、回を重ねるうちにスムーズに決められる様になっていきます。ではやってみましょう。

1. 本命星と月命星を調べる

 ご自分でもうお分かりの場合は、次のステップ2に進んで頂いて結構です分からない方は下記の二つのホームページをご紹介します。ここでは本命星と月命星の違いなどは置いておきます。とにかくこの二つの星から吉方位が算出されます。

 先ずおすすめするのは「気学ナビ」です。アクセスして頂くと最初のホーム画面に生年月日と性別の入力コーナーがありますので、入力後に九星を調べるというボタンをクリックすれば本命星(又は年命星)と月命星が表示されます。この「気学ナビ」はステップ3でも使用しますのでブックマークとメルマガ登録しておくと何かと便利です。

「気学ナビ」ホーム画面
「気学ナビ」ホーム画面

 もう一つは「九星気学 八雲院」のホームページです。こちらもトップページに生年月日入力コーナーがあり、ご自分の星がすぐ分かります。こちらは次のステップ2でも使います。因みにわたくしも普段から上記両サイト共に利用させていただいてます。

 なお「八雲院」さんの方はスマホアプリもありますのでご活用ください。「Playストア」などの検索窓に「開運マップ 八雲院」と入れて検索すれば出てきますのでダウンロードしてください。最初はマップの画面ですが左上の「九星気学 八雲院」と書いてあるリンクを押しますと下の画面が出てきますので、PC版と同じようにご自宅を登録してご利用ください。

2. 年の吉方位と月別の吉方位を確認する

 ステップ1でご紹介した「九星気学 八雲院」さんのホーム画面の下のほうに「九星詳細」のコーナーがありますので、ご自分の本命星の名前をクリックしてください。そうしますと最初に月命星が一白水星のページが出ます月命星が一白水星以外の方は更に自分の月命星のところをクリックしてください。それだけでOKです。あとは年盤、月盤、日盤とタブがありますので調べたいところをクリックして吉方位を出すだけ。年盤を押せばその年の吉方位を、月盤を押せば当月の吉方位が分かります。また過去や未来の吉凶方位も分かりますので旅行計画を立てるときに大変便利です。さらにそのページをブックマークすれば直ぐに自分の星のページに飛んで調べることが出来ます

3. 吉方位を方位盤に当てはめ、吉方位の真ん中あたりにある候補地を確認

 まずはここで一つ考えなければならない大前提があります。それは磁北を取るか真北を取るかどちらかで八方位の範囲がある程度違ってくるということです。磁北は真北より場所によって4度から10度くらいまでの範囲で西に傾きます。そうしますと他の方位線も全て同じようにずれて行きます。現在、磁北派と真北派で二分されてるというのが実情ですが、何れにせよ方位の真ん中付近であれば大きく外れることはないので、私は真北を基準にしてなるべく方位の中心近くに宿を取るように心がけています。また吉方位の隣が凶方位の場合、その境界線付近は目的地(宿泊地)にしないというのを覚えておいてください。

 さて前置きが長くなりましたがここでも既存のウェブサイトにお世話になりましょう。有名どころであちこち方位などありますが、まずはわたくし行生が愛用させていただいてる1.でご紹介済みの「気学ナビ」の方位盤をご紹介いたします。こちらの方位盤を利用するには最初に「気学メルマガ登録フォーム」からメールアドレスを登録する必要がありますが一度登録してブックマークしてしまえば自宅を中心としたグーグル地図が出ますし、自宅から目的地までの直線距離がリアルタイムで分かります。また方位盤上のお店アイコンやホテルアイコンなどをクリックすると別ウインドーでグーグルマップが出て値段等の情報を直ぐに検索出来る様になっています。

 登録が済みましたら、ご自宅の住所を方位盤に登録しましょう。気学ナビホーム画面の中央左側に方位盤と書いてあるその直ぐ下の地図写真をクリック。続いて方位盤を使うボタンをクリック。

「気学ナビ」方位盤
引用元:「気学ナビ 方位盤」より

    そうしますと上の写真の方位盤が出ますので、次に赤矢印のところに住所を入れ移動ボタンを押しますと自宅の付近に中心点が来ます。そうしたら右下の+マークをクリックして拡大していきましょう。大体のご自宅の中心点、又は寝室が決まっていてそこで毎日寝ている場合はその寝室の中心点を真ん中にして自宅に設定ボタンを押したらひとまず完了。目的の方位に中心点を移していくと黒矢印のところに距離が表示されるようになってるはずです。ちゃんと距離が表示出来てることが確認できましたらOKです。ちなみにこちらの方位盤は真北を採用されているようです。磁北を考慮するための偏角機能はありませんのでご留意ください。

 もう一つは「九星気学 八雲院」の「開運マップ」です。こちらは真北表示だけでなく磁北表示も可能です。また同じ「開運マップ 八雲院」という名称でスマートフォン用アプリもありますのでそちらで使いたい方はアプリをPlayストアなどからダウンロードしてお使いください。さて始め方ですが、同ページのホーム画面の真ん中ほどにある「開運マップ」のなかの調べるボタンをクリックしますと東京駅が表示されますので、左にある住所検索ボタンを押してボックス内に自宅の住所を入力検索ボタンを押しますとその下に入力した住所が表示されますのでそちらをクリック。

引用元:「九星気学 八雲院」開運マップより

 そうするとご自宅付近の地図が表示されますのであとは気学ナビと同じように右下の+マークをクリックして拡大していきましょう。こちらの地図はグーグルマップではないので、ある程度正確に家の中心を出したいなら別ウィンドーにグーグルマップを出し自宅を調べ建物を拡大した上で見比べながら大体のご自宅の中心点、又は寝室が決まっていてそこで毎日寝ている場合はその寝室の中心点を真ん中にしたまま基準点ボタンをクリックし、次いでピンク色地図中央を基準点にするのボタンを押しますと自宅を中心に方位線が出てきます。最後に基本的に月盤吉方位線の真ん中あたりの都市ををざっと確認しておきます。

引用元:「九星気学 八雲院」開運マップより
引用元:「九星気学 八雲院」開運マップより

 あと磁北表示にしたいなど細かな設定はページ左上の設定ボタンをクリックして変更できます。偏角のところにチェックを入れれば磁北表示に、基準点からの線にチェックを入れると気学ナビの方位盤同様に自宅からの距離も分かり便利に使えます。

 お疲れ様でした。ここまでで6割ほど準備が進んだことになります、あとは次のステップ4でいくつかの条件をクリアした後に最終ステップに進みます。今まで結構面倒な準備がありましたが大変なのは最初だけで次回の旅行計画はステップ2からになりますし、もう入力作業は無くなり検索すればいいだけなのである程度楽に行き先を決定出来る様になります。もうあと少しがんばりましょう。

4. 七つの留意事項など(結構重要)を踏まえ、最終的に行き先(滞在地)を決定する。

まず七つの留意事項とは下記のとうりです。

  1. 大きく2つのやり方がある
  2. 一人旅が原則
  3. 土用期間の万人凶方位は避ける
  4. 月盤が八方塞がりのとき
  5. 距離制限
  6. 宿泊数制限と日程について
  7. 交通手段や宿泊場所について気をつけたいこと

では一つずつご説明します。

1.大きく2つのやり方がある

 一つは基本的に月盤吉方位を使って毎月方位とりをするやり方と、もう一つは年盤、月盤、日盤の全てが同じ吉方位に揃ったときを狙って方位とりするというやり方です。どちらが正しいとかではなくどちらも正しいと行生は考えております。ちなみに私は少しづつでも積み重ねが大事かと思ってますので前者の毎月行くやり方を中心に後者のやり方を適宜取り入れて旅行をしています。皆さんはご自分のライフスタイルに合わせて、余裕のある時は毎月行って、忙しくなったら後者のやり方で回数よりは質を求める考え方で臨機応変にやっていただければよろしいのではないかと思います。

 これは特殊な場合ですが、たとえば人生の岐路に立たれていてどうしても選択を誤りたくないとか、いやな部署に転属が決まりそうだとか人生のピンチの時に形勢を変えるために海外や超長距離の方位とりに行くという手法がありますがその場合は後で触れる距離制限がありますので、方位も含めて念のため専門家の先生にご相談の上行かれることをお勧めします。

2.一人旅が原則です

 複数で行くとどうしてもその方角が凶方位の人が何人か出てしまいます。そうなると一緒に行動しているのでせっかく吉方位に来ている人にも凶作用が移ってしまう可能性が高くなるということになります。そうなりますと吉方位に来た意味が無くなってしまいます。

 やむなく複数でいく場合は同じ星の人と、もしくは同じ吉方位同士の人と行って下さい。なお行く前に専門家の先生に相談することをお勧めします。

3.土用期間の万人凶方位は避ける

 二十四節気の季節の変わり目に4つの土用期間があります。変わり目なので、人も物も世の中全体が微妙に不安定な状態になります。また土用期間中は土用殺という万人共通の凶方位が出来て五黄殺に匹敵するほど強いもののようです。期間と凶方位は下記のとうりですので旅行期間が土用と被りそうなら、土用の凶方位にお気をつけください

  • の土用 4/17前後~5/5前後 南東(凶方位)
  • の土用 7/20前後~8/6前後 南西(凶方位)
  • の土用 10/20前後~11/6前後 北西(凶方位)
  • の土用 1/17前後~2/3前後 北東(凶方位)

 なお正確な期間は「202X年 土用期間」で検索していただければ分かりますので、期間中に行く場合は必ず調べてから旅行計画してください。

4.月盤が八方塞がりのとき

 たとえば下にあるような9月の月盤のときは八方塞がり(厳密な意味とは少し違いますが、ここでは分かりやすくそう呼称します)でどの方位にも吉方位がありません。

 であるなら天道も付いてるし吉凶無しの北東に行けば良いじゃないかと思いますが、吉凶無しの方位でも少し凶作用が有るとする流派もありますのでこのような月は行かないほうが無難かと思います。どうしても行く場合は月盤は使わずに日盤と時盤の吉方位のみを使って宿泊せず日帰りで、ごく近場のパワースポットでのんびりしたり、お水取りなどしに行くとかでよろしいかと思います。

引用元:「九星気学 八雲院」 月盤一覧より

5.距離制限がある

 方位とりはなるべく遠くに行くことが基本ですが、日盤、月盤、年盤ごとに距離制限があります。時盤もありますが影響が小さいので考えなくても良いでしょう。

  • 日盤 20キロ~150キロ この距離でも1泊、2泊の旅行になると次の月盤の方位が適用となります。
  • 月盤 200キロ~500キロ 宿泊は2泊まで、3泊以上になると次の年盤の方位が適用されます。
  • 年盤 500キロ~10000キロ前後まで 1泊、2泊でも500キロ以上は年盤適用になります。ちなみに引越しの場合も年盤が適用されます。

 例えば下のように、行きたい方位が東、もしくは東南で日盤で診ると吉方位月盤では凶方位となっている場合、日帰り旅行で150キロくらいまでなら大丈夫ですが、1泊するとなると月盤適用で凶方位に泊まってしまうことになりますのでNGとなります。同じことが月盤と年盤との間でも起きます。下の日盤を月盤月盤を年盤に置き換えてみてください。月盤で診ると東が吉方位年盤では凶方位となっている場合2泊までは月盤の吉方位が適用されますが、3泊目から年盤適用で宿泊先が凶方位になりNGとなります。

 以上を考えますと初心者のうちは、年盤、月盤、日盤全てが吉方位で揃ったときに行くのが距離や宿泊数を考えなくて良いのかなと思います。でも行ける時期が限定されてしまいますよね。ちなみにわたくし行生の生まれて初めての方位とりは月盤と日盤を合わせて西へ80キロのところで1泊しました(秋の土用期間の真っ只中でしたが)。それ以降毎月行きたいので月盤の吉方位を中心に旅行を組み立てております。皆さんはそれぞれのご事情に合わせて旅行を組んで行って下さいね。

6.宿泊数制限と日程について

 宿泊数についてはステップ5で少し触れましたが、3泊以上で長期で方位とりする時はどれくらいの期間まで長く取れるのかといいますとせいぜい20日連泊位までではないでしょうか。まあ方位とり効果は大きなものになると思いますが、それ以上やりますとそちらに段々と根付いて引越し扱いになってしまいます。そうしますとご自宅に帰ろうとしたときにご自宅が年盤の吉方位にないと帰れないという大変な事態になってしまいます。ちなみに30日を超えますと完全に引越ししたのと同然になりますのでお気をつけください。

 次は日程の組み方ですが、その前に人それぞれに次の月の運気の訪れが早い人、通常の人、遅い人の3パターンあるそうです。ちなみに行生は早い方で月末頃にすでに次月の運気を感じます。特に次の月運がよくないときは早めに用心するようにしています。ほとんどの方は通常の人に入りますので旅行期間は月末にかかっても大丈夫と思います。ですが月の最初はその月の運気に体が馴染んでいない可能性がある(まだ前月の運気が残ってる)ので10日以降で日程を組むのをお勧めします。

7.交通手段や宿泊場所について気をつけたい事

 いよいよ最後の項目になりました。あと少しですのでがんばりましょう。まず交通手段ですが、ご自分に合った楽に行けるもので行って下さい。ただし各個人でどうしても苦手な交通手段があると思います。例えばそれに乗ると頭痛になるとか、怖いので乗りたくない、とかです。そういった交通手段はストレスになりますし旅行にも悪影響を及ぼしかねませんのでそれ以外の方法で行くようにしましょう。あと当日熱が出たとか体調が優れない場合は思い切ってキャンセルしてください。吉方位旅行は自分を危険にさらしてまで行うものではありません。

 宿泊先はなるべく個室を選んでください。最近はグループで泊まれるような大きなお部屋もありますが、いわゆる雑魚寝のような状態になるとせっかく貯めたよい運気を他人に吸い取られることもあるそうです。また引越しの時もそうですが、集合墓地の近くのホテルなどは避けたほうがよいかと思います。余裕があれば地図でホテルや旅館の周りを確認してから予約してください。

5. 宿泊先、交通手段、天気予報などを調べ予約等する。

 宿泊先や交通手段は、ご予算の範囲内でグーグルマップを見ながら決めればいいと思います。同マップの検索欄やタブでホテルを調べると直ぐに候補のホテルが、(1泊あたりの値段表示も出て)比べられるようになっています。ただし最初は二人用の値段が出ることがあるので「価格を比較」の欄で一人旅なら人数を2から1に、チェックイン/アウトの日時も方位とりの日程に合わせることもお忘れなく。あと各宿ごとの評価レビューなども参考に決めるといいです。ちなみに今までの旅行で一箇所だけタオルもアメニティーもない宿がありました。一応確認して、なければタオル、歯磨きセットぐらいはもって行きましょう。

 わたくし行生の移動手段は主に自転車ですが、電車などを利用する場合は「ナビタイム」で調べています。また交通手段を使っての移動は可能な限り昼間に終えるようにしてください。宿にチェックインした後も食事に出かけたり、入浴したりしてるうちに割りと時間が経って夜遅くなってしまったという方も多いのではないかと思います。吉方位旅行は睡眠が大切です。その土地のよい運気を取り込むのも寝ている間になされるようですので早めに寝るようにしましょう。

 天気予報は90日先まで調べられる「東進ハイスクール」運営の「全国学校のお天気」が便利なので使わせてもらっています。学校とついてますが観光地などピンポイント予報もできます。行生はなるべく晴れそうな期間を狙って計画を立ててますが、雨の予報に変わってしまうこともあります。大雨や台風でなければそれほど影響ないと思います。

 ここまでご覧いただきありがとうございました。これであなたの吉方位旅行の下地は出来たと思いますのであとは実践あるのみです。ここから、わたくし行生と一緒にがんばって楽しんでいきましょう。最後にあなたの人生がより良きものになるようお祈りしております。